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2026.03.26

緑内障ってなんだろう…目が緑になるの?

「緑内障」と聞くと、「目が緑色になる病気ですか?」という質問を受けることがあります。

実は、緑内障は目が緑色になる病気ではありません。

緑内障とは、眼圧(目の中の圧力)が高くなることで視神経や網膜が障害され、強い痛みや視力低下、さらには失明につながることもある病気です。

犬では突然発症することも多く、「昨日までは普通だったのに、急に目がおかしくなった」というケースも少なくありません。

犬の眼科疾患の中でも、特に注意が必要な病気の一つです。

 

緑内障は「時間との勝負」です

緑内障で最も大切なのは、できるだけ早く治療を開始することです。

高い眼圧が続くと、視神経や網膜は少しずつ障害を受け、時間が経つほど視覚を回復させることが難しくなります。

そのため、急性緑内障では「様子を見る」のではなく、できるだけ早く眼科診察を受けることが重要です。

 

こんな症状はありませんか?

緑内障では、次のような症状がみられることがあります。

  • 白目が赤く充血している
  • 黒目(角膜)が白く濁っている
  • 瞳孔が大きく開いたままになっている
  • 目を細める、痛そうにする
  • 顔を触られるのを嫌がる
  • 家具にぶつかるなど、急に見えにくそうにする

これらの症状がある場合は、できるだけ早く受診することをおすすめします。

 白く濁った角膜

 白目の強い充血

 

緑内障は治療できる病気です

緑内障の治療には、

  • 点眼薬や内服薬で眼圧を下げる内科治療
  • 手術による眼圧コントロール

などがあります。

どの治療を選択するかは、発症からの時間や視覚の有無、原因などによって異なります。

 

 

 

緑内障に対する眼科手術の一場面

 

 

 

 

早期に診断し、適切な治療につなげることで、視覚を維持できる可能性が高まります。

一方で、受診が遅れると視覚を失ってしまうこともあるため、「少し様子を見よう」と判断せず、気になる症状があれば早めの受診が大切です。

 

まとめ

  • 緑内障は目が緑色になる病気ではありません。
  • 眼圧が高くなり、視神経や網膜が障害される病気です。
  • 強い痛みや失明につながることがあります。
  • 早期発見・早期治療が視覚を守るために重要です。

 

 

ブルーム動物病院では、一般診療に加え、犬・猫の眼科診療に力を入れています。

福岡市早良区・西区・城南区を中心に、遠方からも多くの眼科疾患の診察を行っています。

このブログでは、飼い主様に分かりやすい情報発信を心掛け、犬・猫の眼の病気への理解を深めていただけるよう、さまざまなテーマをお届けしています。

「目が白い」「目やにが増えた」「目をショボショボする」「目が赤い」など、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

ブルーム動物病院 獣医師