
こんにちは、ブルーム動物病院です。
雨の日が続き、お散歩やお出かけが大変な季節になりましたね。
実はこの時期、動物病院では耳のかゆみや耳のニオイなど、「外耳炎」の症状で来院されるわんちゃん・ねこちゃんが増える傾向があります。
「最近、耳をよくかいている気がする」
「頭をブルブル振ることが増えた」
「耳からニオイがする…」
そんな症状はありませんか?
実はそれ、『外耳炎』のサインかもしれません。
外耳炎はわんちゃん・ねこちゃんによくみられる耳の病気で、特に湿度の高い梅雨から夏にかけて増える傾向があります。
放置すると痛みや炎症が悪化し、治療が長引いてしまうこともあります。
【外耳炎ってどんな病気?】

外耳炎とは、耳の入り口から鼓膜までの「外耳」に炎症が起こる病気です。
犬では特によくみられる病気で、猫でも発症することがあります。
耳の中で細菌や酵母菌(マラセチア)が増殖したり、アレルギーや体質が関係したりすることで炎症が起こります。
【こんな症状はありませんか?】

□ 耳をよくかく
□ 頭を頻繁に振る
□ 耳を触られるのを嫌がる
□ 耳から嫌なニオイがする
□ 耳垢が増えた
□ 耳が赤くなっている
□ 頭を傾けている
これらの症状が見られる場合は、外耳炎の可能性があります。
【外耳炎の原因はさまざまです】

外耳炎の原因は一つではありません。
・細菌感染
・マラセチア(酵母菌)の増殖
・アレルギー
・耳ダニ
・異物の混入
・耳の形や体質
特に垂れ耳のわんちゃんや、耳の中に毛が多い犬種では耳の中が蒸れやすく、外耳炎を繰り返しやすい傾向があります。
【放置するとどうなるの?】

「少しかゆそうだけど元気だから大丈夫かな」
と思って様子を見ているうちに、炎症が進行してしまうことがあります。
炎症が慢性化すると耳の皮膚が厚くなり、治療に時間がかかることもあります。
さらに重症化すると中耳炎や内耳炎へ進行し、痛みや平衡感覚の異常を起こす場合もあります。
【耳掃除だけで治るわけではありません】

外耳炎の治療は、まず耳の状態を確認することが大切です。
原因によって使用するお薬や治療方法が異なるため、市販の洗浄液や自己判断での耳掃除だけでは改善しないことも少なくありません。
また、間違った耳掃除によって症状が悪化してしまうケースもあります。
【気になる症状があればお早めにご相談ください】

梅雨の時期は雨の日が続き、お出かけがおっくうになりがちですが、耳のトラブルは早めの発見・治療が大切です。
当院は建物1階が駐車場となっておりますので、雨の日でもお車からスムーズに院内へお入りいただけます。
耳をかく、頭を振る、耳のニオイが気になるなど、気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。
大切なご家族が快適に過ごせるよう、耳の健康もしっかりチェックしてあげましょう。


