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2026.10.02

シニア犬・シニア猫に多い病気とは?見逃したくない体調変化と健康管理

 

こんにちは、ブルーム動物病院です。

 

「最近、寝ている時間が増えた」

「お散歩の時間が短くなった」

「少し痩せてきた気がする」

 

愛犬・愛猫が年齢を重ねると、このような変化を「歳をとったからかな?」と思うこともあるかもしれません。

 

もちろん、加齢に伴って生活や体の状態が変化することもあります。

 

しかし、一見すると年齢による変化に思えることの中に、病気のサインが隠れている場合もあります。

 

今回は、シニア犬・シニア猫にみられやすい体調の変化や、気をつけたい病気についてご紹介します。

 

 

シニア犬・シニア猫、こんな変化はありませんか?

 

毎日一緒に過ごしているからこそ気づける、小さな変化があります。

 

☑ 水を飲む量が増えた

☑ おしっこの量・回数が変わった

☑ 食欲が増えた、または減った

☑ 体重が増えた・減った

☑ 寝ている時間が増えた

☑ お散歩に行きたがらない、疲れやすくなった

☑ 段差や階段をためらうようになった

☑ 咳をすることがある

☑ 毛づやや毛並みが変わってきた

☑ 目が白っぽくなった、見えにくそうにする

 

 

ひとつひとつは「年齢のせいかな」と見過ごしてしまいそうな変化ですが、病気が関係していることもあります。

 

 

シニア期に気をつけたい病気

 

【腎臓の病気】

 

特に猫では、年齢とともに慢性腎臓病がみられることが多くなります。

 

初期には目立った症状がみられないこともありますが、進行すると、

 

・水を飲む量が増える

・おしっこの量が増える

・体重が減る

・食欲が落ちる

・吐くことが増える

 

などの変化がみられることがあります。

 

 

【心臓の病気】

 

心臓病も、初期には普段通りに生活しているように見えることがあります。

 

進行すると、

 

・咳が出る

・疲れやすくなる

・散歩を嫌がる

・呼吸が速くなる、苦しそうにする

 

などの変化がみられることがあります。

 

犬と猫では多い心臓病や症状の現れ方が異なるため、日頃から様子の変化を見ておくことが大切です。

 

 

【ホルモン(内分泌)の病気】

 

シニア期には、糖尿病や甲状腺、副腎などに関係する病気がみられることもあります。

 

病気によって症状は異なりますが、

 

・水をよく飲む

・おしっこが増える

・食欲が変化する

・体重が増える、または減る

・毛や皮膚の状態が変わる

 

など、一見すると「歳をとったからかな?」と思うような変化として現れることがあります。

 

 

【関節などの運動器の病気】

 

「寝ていることが増えた」

「散歩に行きたがらなくなった」

 

という変化も、単に年齢によって活動量が落ちただけとは限りません。

 

関節などに痛みや違和感があり、

 

・階段を嫌がる

・段差をためらう

・ジャンプしなくなる

・立ち上がるまでに時間がかかる

 

などの変化として現れることがあります。

 

特に猫では痛みを分かりやすく表現しないこともあるため、日常生活のちょっとした変化に目を向けてあげましょう。

 

 

【腫瘍(がん)】

 

年齢を重ねるにつれて、腫瘍が見つかることも増えてきます。

 

体表のしこりなど、ご自宅で気づけるものもありますが、胸やお腹の中など、外から見ただけでは分からない場所にできることもあります。

 

また、初期には目立った症状がみられない場合もあります。

 

 

「元気だから大丈夫」とは限りません

 

病気になれば、必ず分かりやすい症状が出るとは限りません。

 

特に初期の段階では、

 

「よく食べている」

「お散歩にも行っている」

「いつも通り元気そう」

 

ということもあります。

 

また、毎日一緒に過ごしているからこそ、少しずつ起こる変化には意外と気づきにくいものです。

 

大切なのは、普段の様子をよく見ておくことと、「いつもと違う」に気づけるよう、その子の今の体の状態を知っておくことです。

 

食欲や飲水量、体重、活動量、排泄の様子など、日頃から愛犬・愛猫の「いつもの状態」を知っておくと、小さな変化にも気づきやすくなります。

 

一方で、体の中で起きている変化の中には、ご自宅での様子だけでは分からないものもあります。

 

 

シニア期の健康管理に、定期的なチェックを

 

ご自宅で気づける変化がある一方で、体の中で起きている変化は、普段の生活や見た目だけでは分からないこともあります。

 

そのため、シニア期には日々の様子を観察することに加えて、血液検査や画像検査などで体の状態を確認しておくことも、健康管理のひとつです。

 

健康診断を始める年齢や、年齢に合わせた健康チェックについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

 

▶︎ 「犬・猫の健康診断、何歳から受けるべき?|年齢別にわかる健康診断のすすめ」

【https://bloom-ah2024.com/blog/790/】

 

ブルーム動物病院では、愛犬・愛猫の体の状態を総合的に確認する「わんにゃんDOC」を実施しています。

 

わんにゃんDOCでは、血液検査・レントゲン検査・腹部/心臓超音波検査・血圧測定・眼科検査などを組み合わせて、外から見ただけでは分からない体の変化もチェックします。

 

 

検査中は半日ほどお預かりし、検査終了後に結果をご説明します。

 

また、9月・10月は秋の健康診断期間として、「わんにゃんDOC」を通常料金より10%OFFで受けていただけます。

 

 

元気な今こそ、体の状態を知っておきましょう

 

毎日一緒にいると、少しずつ起こる変化には意外と気づきにくいものです。

 

「もう歳だから」と思っていた変化が、体からの小さなサインだったということもあります。

 

シニア期の健康管理では、ご自宅で日々の変化を見守ることと、定期的に体の状態を確認しておくこと、その両方が大切です。

 

「うちの子も健康診断を受けた方がいいかな?」

「どの検査を受ければいいか分からない」

 

という方も、お気軽にスタッフまでご相談ください。

 

愛犬・愛猫がこれからも元気に過ごすために、現在の体の状態を知ることから始めてみませんか?